大学初の試みとなる特別授業「笑育(わらいく)」が、5月18日(水)から7月13日(水)にかけて全9回、プロ芸人をゲスト講師に招いて東京理科大学で開講される。人とうまく話せるようになりたい、就活で自信をもってアピールをしたい、など話すことに苦手意識も持つ学生を対象にコミュニケーション能力を高めてもらうことが目的だ。

 「笑育(わらいく)」とは、松竹芸能株式会社が2012年から実施している出前の授業で、笑いの仕組みを学ぶ。講師は、実力派のプロ芸人。舞台で笑いを生み出すには、漫才づくりの過程において緻密な準備と複合的な力が求められる。ネタを発想する力や想像力、相方と協働しながら観客を楽しませ、自分たちの笑いの世界に引き込むには高度なテクニックが必要だ。プロの芸人から笑いをどのように作り上げているのか直接学ぶことにより、コミュニケーションの術やプレゼンする能力を身に着けることができる取り組みだ。

大学ジャーナルオンライン編集部

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