千葉商科大学人間社会学部の学生たちが、東日本大震災で被災した企業の商品を使ったメニュー「復興支援丼」を考案し、学内の学生ベンチャー食堂で販売を開始した。

 「復興支援丼」を考案したのは、勅使河原隆行准教授のゼミナール生9名。学生たちは2016年2月から3月の間、宮城県内の被災企業で職業体験を行う「復興支援インターン」に参加。石巻市と女川町の被災企業など3か所で、インターンとして活動した。学生たちは震災から5年が経過した被災地を自らの目で確かめ、報道で知る以外の現地の情報を発信することを視野に入れながらさまざまな活動に従事した。その後、自分たちが被災地のためにできることを考え、「復興支援丼」の企画、販売に至った。

 6月13日から17日までの期間限定で販売する「復興支援丼」は、インターン先企業である株式会社木の屋石巻水産と株式会社ヤマホンの缶詰商品を使用。石巻港で水揚げされたサバや、ハーブ入りの餌で養殖された銀鮭などをメインに、学生ベンチャー食堂「中華食堂つばき」が作る辛みの効いた高菜炒めが全体の味を引き立てる豪快などんぶり。「中華食堂つばき」で1日限定15食の日替わりで提供される。

 ソーシャルワーカーを研究テーマとする勅使河原ゼミでは、時間の経過と共に変化する被災地や避難者の現状を知り、必要な支援や復興への課題とその解決方法を導き出す力を身につけるため、現地や避難先に出向き、人々との交流を通した学びを重視した教育を行っている。この「復興支援インターン」活動の記録は、オープンキャンパスや学園祭等での展示を予定している。

千葉商科大学
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大学ジャーナルオンライン編集部

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