崇城大学は、熊本地震で被害を受けた空港キャンパスで2016年6月17日、新たな訓練機の到着セレモニーを開催する。「がまだせ(がんばれ)熊本!」のロゴを背負った機体が復興を後押しする。

 崇城大学工学部宇宙航空システム工学科は国内の大学では唯一、空港キャンパスを所有しており、パイロットを目指す航空操縦学専攻と、整備士を目指す航空整備学専攻の学生が訓練してきた。しかし、2016年4月に熊本地震が発生。震源地に近く、教育訓練施設や学生寮などが被災した。特に実習棟や学生寮などは甚大な被害を受け、早期の使用が困難となった。特に講義棟やシミュレーター棟などは損傷が激しく、使用ができない状況が続いていた。

 震災から2ヵ月が経過した現在、被害を免れた格納庫に教育機能を移転し、復旧活動を継続しながらパイロットの訓練を再開。今回の新訓練機の導入とセレモニーは、学生たちを元気づける目的で企画した。新機材は、米国の航空機メーカーTEXTRON AVIATON製の双発機バロンG58。機体に熊本の方言で「がんばれ熊本」を意味する「がまだせ熊本!」のロゴがデザインされている。熊本空港消防車による放水、機体に貼付する震災復興に向けた「くまモン」デカール(転写シール)の紹介などのセレモニーを行う。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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