神田外語大学は、ラマダン期間中の2016年6月から7月の間、NPO法人日本アジアハラール協会の解説を交えた「イフタール」食事会を開催。イスラム教の戒律に則ったハラール食の提供や講話を通して、異文化への理解を深める。

 2016年6月6日から7月5日までの30日間、世界中のイスラム教徒の間でラマダン(注1)が行われる。東南アジアを中心にイスラム教徒の観光客が急増する中、ハラール食の提供や講話を通して異文化理解を図る目的で、ラマダンの時期に合わせて開催する。

 食事会は2016年6月18、25日、7月2日の3日間、日没後の19時から神田外語大学の学生食堂「食神」で開催。アジア言語学科の学生4名とインドネシア人留学生2名が、ラマダンやイフタール、イスラム教のお浄め水場であるウドゥーなどの解説をした後、日没後初めて取る食事「イフタール」を紹介。豚肉やアルコールを使用せず戒律に適合した食材を料理するハラール食を提供する。また、日本アジアハラール協会のサイード・アクター理事長が、ラマダンやイフタールに関する講話を行う。

 学生食堂「食神」は、人間にとって特に欠かせない食を通して、「アジアの言葉と文化を学ぶ場」をコンセプトとして創設された。国内の学生食堂では初めて、日本アジアハラール協会の「ムスリムフレンドリー・ハラール証明」を取得。2014年9月からは、土日限定で一般に開放している。
 
(注1)世界中のイスラム教徒が日の出から日没まで飲食を断つ断食月。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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