工学院大学工学部の羽田靖史准教授らが進めるロボット用電波を利用した長距離無線ランシステムの開発が、国土交通省の2016年度政策課題解決型技術開発公募に選ばれた。携帯電話が利用できず、意思の疎通が困難だった山間部の土木工事用通信システムを確立する。

 工学院大学によると、研究開発課題名は「アイコンストラクション(※1)を加速させる長距離無線ランシステムの開発」。2016年8月の電波法改正で利用可能となる予定のロボット用電波を利用し、世界で初めてのロボット専用無線ランシステムを構築する。携帯電話の電波が届かない山間部の大規模土木工事や災害復旧工事現場では、これまで意思の疎通が十分にできないことが課題になっていた。このシステムが実用化されれば、工事の安全性や生産性、施工品質の向上につながると期待されている。

公募採択で国交省からは2年間を上限に最大4,500万円(年度ごとの上限2,700万円)の研究費が交付される。2016年度は羽田准教授を含む新規課題4件、継続課題8件が採択されている。

※1 アイコンストラクション 情報通信技術を全面的に活用して建設現場の生産性向上を図る取り組み

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 2011年の日本初の「建築学部」開設を皮切りに、2015年「先進工学部」創設、2016年「情報学部が従来の2学科体制から4学科体制に、そして、2017年4月には伝統の工学部に「電気電子工学科※」誕生と、常に時代に即した改革を続けています。さらに、八王子キャン[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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