立教大異文化コミュニケーション学部は、英語で学部専門科目の単位を修得するコースの「Dual Language Pathway」(DLP)を2016年度から新たに設けます。2015年度から始まる新しい入試の「国際コース選抜入試」に合格した学生が主な対象。母語である日本語と国際語の英語という2つの言語を駆使してグローバル社会に貢献できる人材の育成を目指します。

DLPは卒業に必要な専門科目をすべて英語で学び、卒業論文も英語で完成させます。2年生の秋には、学部間で協定を結んでいる海外の大学へ1年間の長期留学も経験し、実用的な英語の能力向上に努めます。英語だけを使って学ぶ「English Track」と異なり、日本語での学習も重要と考えており、日本語と英語の双方で意思疎通が図れる人材を育てていく方針。このため、日本語による授業も学生の選択により履修することにしています。

立教大は2014年5月にまとめた国際化戦略「Rikkyo Global 24」が、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援プログラム」に採択されました。DLPの新設はこの構想の一環として実施されます。DLPの入試日程は、出願期間が9月25日~10月2日で、第1次選考の合格発表が10月30日。第2次選考は11月22日にあり、合格発表が12月7日に予定されています。募集人員は15人程度。英語能力の出願資格基準が設けられています。

出典:【立教大学】英語で学部専門科目の卒業要件単位を修得するコース 「Dual Language Pathway」を2016年度から新設

立教大学

"RIKKYO Learning Style”で「新しい」グローバルリーダー力を習得

立教大学は、1874 年の創立以来、国際性やリーダーシップを育むリベラルアーツ教育を実践。現在は、10学部27学科8専修1コースを設置しています。心の豊かさとリーダーシップをあわせもち、グローバルな課題と社会的要請に対応し、広い視野に立って課題を発見・解決でき[…]

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