電気通信大学と株式会社オープンストリームは、人工知能技術を活用したリアルタイム行動解析分野の共同研究実施の契約を締結し、共同研究を開始した。

 リアルタイム行動分析とは、人間や動物・ロボットの行動の手がかりとなる情報を各種センサー等で計測し、その状態や動向をリアルタイムに分析・推定・予測・可視化、また、それらと連動してシステムを制御したり、情報を配信したりする技術の総称のこと。

 リアルタイム行動分析は、近年注目されている技術、家電品・ロボットなどがインターネットに接続され相互に連携して動作させる「IoT(モノのインターネット)」に要求されるリアルタイム性や高度な解析処理に不可欠な要素技術になるという。さらに、それを支えるインフラ構築、データサイエンス手法、ディープラーニング等人工知能の活用を含めた技術力の強化という点で、意義ある研究を目指す。

 今回の共同研究では、リアルタイムの行動データをニューラルネットワーク(人間の脳の情報処理の働きをモデルにした人工知能のシステム)などの機械学習技術を用いて、時系列信号のパターン分類や動的なデータ予測・生成に利用できる技術を確立することが目的。

 研究担当者は、電気通信大学大学院情報理工学研究科情報学専攻の庄野逸教授。庄野教授は2016年7月に電気通信大学内に国立大学としては初めて設置された「人工知能先端研究センター」の主要メンバーのひとりで、庄野研究室の最先端のニューラルネットワークの知見を活かしていく。共同研究の詳細については、研究の中間成果等として今後随時発表していく予定だという。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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