千葉大学は、米国の非営利団体CHORと科学技術振興機構が推進する学術論文オープンアクセス(※1)に向けた国際プロジェクトに参加する。こうしたプロジェクトが米国以外で実施されるのは初めてで、大学の参加は千葉大学が第1号となる。

 千葉大学付属図書館によると、今回のプロジェクトは学術論文のオープンアクセス推進を目指し6カ月間試行するもので、米国でCHORが実施している取り組み内容と歩調を合わせている。プロジェクトの期間中、サービスの実効性や研究者、学会、大学内の研究機関で生産された知的生産物を蓄積する機関リポジトリなどへの影響を調査する。千葉大学は現時点で大学として唯一の参加者であり、機関リポジトリ運用者の立場から学術論文の効率的把握と発信強化を図る。

 CHORは米国の商業学術出版社や学会出版部門が参加して設立された。米国政府から助成を受けた学術論文について、各出版社のサイトで公開するとともに、その情報をデータベース化して提供するサービスのCHORUSを運営している。

 学術論文は全世界で急増しており、学術論文の媒介である学術雑誌の購読価格が上昇、大学での購読継続が難しくなりつつある。このため、学術論文のオープンアクセス化が課題に浮上している。

※1 オープンアクセス 学術論文にインターネットを通じて無料でアクセスできるようにすること

千葉大学

「つねに、より高きものをめざして」を理念とする未来志向型大学

千葉大学は自由、自立の精神を堅持して、地球規模的な視点から常に社会とかかわりあいを持ち、普遍的な教養(真善美)、専門的な知識、技術、技能および高い問題解決能力をそなえた人材の育成、ならびに現代的課題に応える創造的、独創的研究の展開によって、人類の平和と福祉なら[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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