中央教育審議会の専門職大学院作業部会は、専門職大学院を中心とした高度専門職業人養成機能の充実、強化策をまとめた。社会との連携強化や多様なニーズに対応するための特色ある教育プログラムの充実が必要としている。

 文部科学省によると、作業部会は、少子高齢化が急速に進展するわが国の持続的発展を図るため、専門性が要求される分野で一人ひとりの労働生産性向上が喫緊の課題としたうえ、専門職大学院は社会との連携が十分でなく、多様なニーズに応えられる教育プログラムを提供できていないと問題点を指摘した。

 今後の方向性としては、これらの課題を解消するとともに、高度専門職業人養成機能の充実、修士課程のあり方も含めた大学院教育の見直し、専門職大学院が設置されていない地方のニーズ把握が必要としている。

具体的な対応策としては、
■世界的に活躍するグローバル人材、地域課題を解決する地域人材の養成などに一定の基準を満たした専門職大学院を設置し、新たな認定制度を設ける
■他の課程との連携を強化するため、専門職大学院の必置教員が他の課程の専任教員を兼務することを検討する
■関係業界の有識者らからなるアドバイザリーボード(諮問委員会)を設置する
■教育課程の作成に地域社会、行政、関係企業などから参画を得る
-などを挙げている。

参考:【文部科学省】時代が求める新しいタイプの大学院 それが専門職大学院~Professional Graduate School~

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大学ジャーナルオンライン編集部

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