求人ID : D123050565
横浜国立大学 先端科学高等研究院 量子情報研究センター(量子情報分野)特任教員(助教)公募【6/30必着】【最短7/1採用】 | 横浜国立大学
- 公開日:2023.05.13.
- 更新日:2023.05.13.
募集要項
- 求人内容
- 【はじめに】
横浜国立大学先端科学高等研究院量子情報研究センター(Quantum Information Research Center (QIC))では横浜国立大学内外の優秀な量子情報関連の研究者が日常的に情報交換やアイデアの創出を行い、タイムリーに研究価値の高い共同研究を継続的に立ち上げる環境を構築します。国家プロジェクトの受託、国際共同プロジェクトへの中核組織としての参画など、世界トップレベルの大規模研究プロジェクトを担うに相応しい対外的な信頼を獲得し、本分野において実践研究を推進する世界的研究拠点となることを目指しています。
【募集センター】
先端科学高等研究院 量子情報研究センター
小坂英男(先端科学高等研究院 教授 センター長)
【分野・専門領域】
量子情報、光物性、量子光学、量子エレクトロニクス、低温物理、素粒子・原子核物理など(量子力学に慣れ親しんでいる実験系研究者であれば、これまでの研究分野は問いません)
【仕事内容】
量子情報、量子通信分野に興味があり、未来社会における安全で信頼できる量子ネットワークを構築していくために必要な研究開発を、熱意をもって行っていただける実験系研究者を募集しています。
QICではJSTのムーンショット型研究開発事業(目標6)や総務省のICT重点技術の研究開発プロジェクトなどで複数の国家プロジェクトを実施しており、センター長を務める小坂英男教授の研究室では量子コンピュータとの接続を想定した最先端の量子インターフェースや量子中継技術の研究開発を行っています。
測定、装置開発など実験的研究開発を行うことになりますが、本分野での専門的知識は必須ではありません。量子力学に慣れ親しんでおり、本分野での研究開発に意欲をお持ちの実験系研究者であればそれまでの研究分野は問いません。蓄積してきた知見を基にチームの中で新たなアイデアや方法論などを展開していってください。そうした中で専門的測定・実験技術等も徐々に習得していってください。
また量子力学を基本言語として研究開発を行っていきますので物理学的に重要な知見も蓄積されていきます。是非そうした成果を積極的に論文や講演などで発表してご自身の研究者としての業績を増やしていってください。提唱した斬新なアイデアを様々なチームメンバーと共に実験で実証していくことができる環境がQICにはあります。
本公募で募集する特任教員(助教)には教育の義務はなく研究活動に専念することができます。また、40歳未満の方は20%以内のエフォート率で「自発的な研究活動等」(https://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/torikumi/1385716_00001.htm)を行うことができ、ご自身の科研費の研究などを行うことも可能です。(詳細については要相談)
【職務・研究内容】
職務・研究内容:JSTムーンショット型研究開発事業(目標6)におけるプロジェクト「量子計算網構築のための量子インターフェース開発」(https://moonshot.ynu.ac.jp/)、及び総務省研究開発委託事業「グローバル量子暗号通信網構築のための研究開発」におけるプロジェクト「量子中継技術」(https://qurep.ynu.ac.jp/)に従事する。
【勤務地住所(就業場所の詳細等)】
横浜市保土ケ谷区常盤台79-5
[募集人員(職名・採用人数等)]
特任教員(助教):若干名
[着任時期(採用日、着任日等)]
採用日:2023年7月1日以降、できるだけ早い時期 - 研究分野
- 大分野: 数物系科学
- 小分野: 物理学
- 大分野: 総合理工
- 小分野: 応用物理学
- 大分野: 工学
- 小分野: 電気電子工学
- 職種
- 助教相当
- 募集組織
- 横浜国立大学
- 勤務形態
- 常勤(任期あり) 2024年3月31日まで。以降は勤務成績により年度ごとに更新の可能性あり。ただし2025年11月30日を限度とする(当初の雇用契約では最大でも2025年11月30日を限度とするが、プロジェクト延長の場合は、予算の状況及び勤務状況等に応じて2031年3月31日を上限として再採用の可能性あり)
- 勤務地
- 関東 ・ 神奈川県
- 応募資格
- [業務に必要な特定分野の公的資格・条件(学歴、学位など)・経験(何年以上)、及び専門性等の詳細]
博士の学位を有する方、または着任時までに取得見込みの方 - 待遇
- 【契約条件】
職名:特任教員(助教)
採用日:2023年7月1日以降、できるだけ早い時期
任期:2024年3月31日まで。以降は勤務成績により年度ごとに更新の可能性あり。ただし2025年11月30日を限度とする(当初の雇用契約では最大でも2025年11月30日を限度とするが、プロジェクト延長の場合は、予算の状況及び勤務状況等に応じて2031年3月31日を上限として再採用の可能性あり)
※更新・再採用は本学の業務の都合によるものとし、予算の状況及び勤務成績の評定等に基づき判断する
※雇用契約の更新の有無については、期間終了30日前までに通知する。試用期間あり(6カ月とする)
待遇:年俸額:540万円~660万円。(本学規則、経験による。通勤手当など諸手当はなし)
年俸額を12で除した金額を月々支給
専門業務型裁量労働制適用により、1週間あたり38時間45分働いたものとみなされる。
文部科学省共済組合、雇用保険、労災保険加入
【就業場所における受動喫煙防止のための取組事項)
あり(屋内禁煙) - 募集期間
- 2023年06月30日 必着 ※ 随時選考を行うため、採用候補者が決定次第締め切ります。2023年7月1日付の採用を希望する場合は5月22日までに応募してください。
- 応募・選考・結果通知・連絡先
- 【応募書類】
(1)履歴書(写真貼付)
(2)業績リスト(主要論文3編以内に○印をつけること)
(3)これまでの研究概要と今後の抱負(A4用紙1~2枚程度)
(4)参考意見を伺うことのできる方2名の氏名、所属、本人との関係、連絡先(電話番号、E-mail アドレス)(提出任意)
【送付先】
〒240-8501 横浜市保土ケ谷区常盤台79-5
横浜国立大学 先端科学高等研究院 量子情報研究センター 小坂英男 宛
応募書類は封筒に「先端科学高等研究院(量子情報分野) 特任教員(助教)応募書類在中」と朱書きし、一般書留、簡易書留、レターパックプラスのいずれかで郵送してください。電子申請の場合は、提出書類を一つの文書ファイル(PDF形式)としてまとめ、国立情報学研究所(NII)の FileSenderを用いて提出してください。その際、アップロード用のリンク情報をお送りしますので、事前に「問合せ先」のメールアドレス宛に件名を「先端科学高等研究院(量子情報分野) 特任教員(助教)応募希望」と記載の上送付して下さい。
【選考方法】
書類審査による第一次選考の後、面接により第二次選考(面接にかかる交通費、宿泊費等は応募者の負担とする。オンラインによる面接の可能性もあり)
【結果通知方法、応募書類の返却可否等】
提出書類については、選考に係る審査にのみ利用し、本学の規則に基づき適切に管理します。
提出書類は返却いたしません。
【問合せ先】
〒240-8501 横浜市保土ケ谷区常盤台79-5
横浜国立大学 先端科学高等研究院 量子情報研究センター 教授 小坂英男
電話/ファックス:045-339-4196
メールアドレス:kosaka-lab\4196\ynu.ac.jp
お手数ですが、メールアドレスは\4196\の箇所を@に置き換えてご使用ください。
研究室ホームページ:https://kosaka-lab.ynu.ac.jp
量子情報研究センター(QIC)ホームページ:https://qic.ynu.ac.jp/
先端科学高等研究院(IAS)ホームページ:https://ias.ynu.ac.jp/ - 電子応募
- この公募は、すべての応募書類を電子応募で受け付けできます。
- 備考
- ・意欲ある実験系若手研究者の皆様の応募を歓迎します。少しでも興味を持たれた方は応募前にご遠慮なく上記の問合せ先にご連絡ください。 ・本学では、横浜国立大学ダイバーシティ宣言の精神に基づき、また、人材の多様性を目指す視点から、女性および海外での教育・研究経験者の積極的な応募を歓迎します。