早稲田大学校友会は、早稲田大学の卒業生66万人や5万人の在学生を対象に、オンラインでの海外赴任・留学前コンサルテーションを開始する。海外赴任や海外留学に際して渡航先に居住する卒業生が現地の生活事情をはじめとした心配事に卒業生有志が無料で相談にのるというもの。
早稲田大学校友会によると、以前より日本にいる後輩の力になりたいという想いを持っていた海外の稲門会のメンバーが、コロナ禍でオンラインミーティングの利用が拡大した機会を活かし、今回のサービスの制度化を進めた。世界中に広がる早稲田の卒業生ネットワークを活用し、早稲田大学校友会がハブとなって、アジア、大洋州、北米、中南米、欧州、中東、アフリカ各地にある約70の稲門会の協力を経て実施に至った。
このサービスによって海外渡航予定者が渡航予定地に居住する海外稲門会のメンバーと渡航前から密なミュニケーションをとることで、モチベーションの維持・向上を図り、新しいネットワークを構築する場を実現する。たとえ困難な状況下であっても、海外渡航予定者が新境地での仕事・留学・進学という、新たなことにチャレンジする気持ちを大切にするとともに、必要性を見失ったり、諦めてしまわないよう、支え・励ましとなることを目指す。
参考:【早稲田大学校友会】卒業生66万人、在学生5万人向けオンラインサービス 卒業生と連携した海外赴任・留学前コンサルテーションを開始