阪急電鉄株式会社と立命館大学映像学部は、産学連携の取り組みとして、阪急梅田駅の「梅田ツインビジョン」に同大映像学部の学生がプロデュースしたオリジナルの短編映像作品を2015年8月21日~9月6日までの期間限定で放映します。
この産学連携は、梅田ツインビジョンで普段放映している商業用の広告映像ではなく、駅の利用者を喜ばせる映像を流したいと検討していた阪急電鉄が、国内の大学で「映像学部」を唯一構える立命館大学映像学部に、企画を持ちかけ実現しました。
約700名の同大映像学部生を対象に、「ゆめ・まち・みらい」と「笑顔」をテーマに、15秒あるいは30秒のオリジナル映像作品を募集。学部1、2回生を中心に21本の応募(参加者数約100名)があり、その応募作品の中から、メッセージ性、オリジナリティ、クオリティ、社会に発信できる作品かどうかという視点で学内選考を行い、阪急電鉄を加えた最終選考の結果、グランプリを含めた放映7作品が決定しました。
グランプリを受賞したのは、映像学部1回生飯田雄平さんら3名で制作した「ゆめをのせ、まちへ、みらいへ」。京都や大阪で暮らす人たちの夢を紙ヒコーキにのせて、それぞれの未来にむかって飛ばしていくという内容の作品です。飯田さんは、『多くの人たちが暮らす「まち」には、たくさんの「ゆめ」があり、それぞれの「未来」があります。雑踏の中で一生懸命暮らす人々の姿から、明るい未来を生み出していくという思いをこめました。』と作品への思いを語っています。