株式会社知財図鑑は、2021年度卒業生・在学中の学生を対象に、学業と社会をつなぐ卒業論文発表の場として「卒論OPEN AWARD2022」を開催する。応募締め切りは2022年4月17日(日)まで。

 研究の埋没は社会にとって大きな損失であり、研究に心血を注いできた優秀な人材にとっても機会損失となる。知財図鑑では、大学生の研究の集大成となる「卒業論文」が世の中からほぼ検索されず、研究室の中に埋没している現状を「未開の社会課題」と捉え、2021年から「卒論OPEN AWARD2022」を開催している。“卒論は大事にしまわず、オープンに。”をキャッチコピーとし、本アワードを起点に卒論のオープン化を呼びかけている。

 今回は、優秀論文を、虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーで大企業の事業改革や新規事業創出をミッションに運営されるインキュベーションセンター「ARCH(アーチ)」で発表する。社会実装へ向けたピッチイベントを設けることで、より社会実装ができるようアップデートした。最優秀賞(1名)には研究費として5万円分のAmazonギフト券を贈呈するほか、知財図鑑への卒論・研究内容の掲載を予定している。また、入賞者には知財図鑑から研究内容についてオンラインインタビューを行い、サイト内で掲載する予定。

 アワード参加対象者は、2021年度卒業生もしくは在学中の学生。審査基準は、【新規性】固定観念にとらわれず、新たな切り口で仮説を立てているか、【社会性】解決が望まれる社会課題との関連性が強いか、【応用性】多様な企業や団体・研究者が関わりやすく、新たなプロジェクトにつながりやすいか、以上3点。募集締め切りは2022年4月17日。「卒論 OPEN AWARD 2022」 の応募フォームから応募。

参考:【株式会社知財図鑑】卒論は大事にしまわず、オープンに。学業と社会をつなぐ「卒論 OPEN AWARD 2022」開催 

大学ジャーナルオンライン編集部

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