日本語学校の教職員が留学生に勧めたい進学先を選ぶ日本留学アワーズ2015の選考結果が発表され、全国の大学、大学院、専門学校から名古屋大、東京工大、早稲田大大学院、辻調理師専門学校など41校が選ばれました。

選考は日本語教育振興協会会員校に対し、記名投票形式のウェブアンケートで行い、専門学校、私立大文系、私立大理系、国公立大、大学院の5部門を所在地別に東西に分けて得票の多い順に4校ずつ選びました。専門学校の西地区は得票同数校があったため、5校選んでいます。
各部門のトップ校は、専門学校が東の日本電子専門学校、西の辻調理師専門学校、私立大文系が東の明治大、西の四日市大、私立大理系が東の足利工大、西の福井工大、国公立大が東の東京工大、西の名古屋大、大学院が東の早稲田大大学院、西の京都大大学院。

日本語学校はこれまで多くの私費留学生を海外から受け入れ、日本で学ぶ留学生の約6割を送り出してきました。しかし、文化や風習が異なる外国人留学生が大学など高等教育機関へスムーズに進学するには、難しい面もあることから、日本語学校から見て留学生に勧めたい大学や専門学校を選び、情報発信することで、できるだけ進学をスムーズに進めてもらおうと、2012年から実施しています。

東西トップ校以外の受賞校は次の通り。
【専門学校】インターナショナルスクールオブビジネス、東京国際ビジネスカレッジ東京校、ヒコ・みづのジュエリーカレッジ東京校、ECC国際外語、エール学園、清風情報工科学院、日本理工情報
【私立大文系】聖学院、明海、早稲田、大阪成蹊、立命館アジア太平洋
【私立大理系】東京電機、東京理科、早稲田、大阪産業、名城、立命館
【国公立大】千葉、筑波、横浜国立、大阪教育、九州、京都
【大学院】慶応義塾、首都大学東京、武蔵野、九州、京都造形芸術、名古屋

出典:【日本語教育振興協会】日本留学AWARDS 2015年結果(大学・大学院部門)

大学ジャーナルオンライン編集部

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