株式会社ベルタが運営する女性のライフステージブランドBELTAは、女子学生の声なき声や悩みに耳を傾け、社会に発信していく学生団体megaphONE(メガホン)と186名の現役女子大学生を対象に「女子大生の健康に関する意識調査」を共同実施した。

 現役女子大学生が抱える食生活での悩みは、大きく分けて「栄養バランス」と「食事量・食事時間」の2つの悩みが多いことが分かった。栄養面では、バランスの良い食事がとれないこと、外食やコンビニ食など出来合いの物が多いことなどの悩みが目立ち、食習慣では、朝ご飯をきちんと摂れないこと、食べ過ぎてしまうことなどの悩みが多かった。また、自身の食生活が良くないことに気が付きつつも改善できないという意見や将来の食事に対する不安も見受けられた。

 運動に関しては、「大学進学という環境変化による習慣形成の難しさ」に関する悩みが多く、「大学生になり運動する機会が減った」「運動したいが運動する時間が取れない」などの悩みが目立った。また、「運動を習慣化できないため体力の衰えを感じている」「運動不足から健康への不安を感じている」といった悩みや、運動不足による体力の低下に気が付きつつも改善できていないこと、将来の健康に対する不安も見受けられた。

 睡眠に関しては、「睡眠時間・就寝時間について」と「睡眠の質について」の大きく分けて2つの悩みが多かった。時間に関する内容では、夜更かしをしてしまうこと、睡眠時間が取れないことなどの悩みが目立ち、睡眠の質に関する内容では、睡眠の質が悪いこと、眠りが浅いことなどの悩みが多かった。また、体調不良や授業中に眠くなり集中できないなど、日常生活に影響が出ているという回答も多く見受けられた。

 厚生労働省「人口動態統計速報 令和4年9月分」で日本の年間出生数が過去最低ペースで進んでいることが発表され、また2022年4月から不妊治療の保険適化が始まるなど、少子化対策や望んだタイミングで妊娠しやすい体作りの重要性が一層高まっている。そこで、BELTAと学生団体megaphONEは、誰もが心身ともに健康な生活を送り、望むタイミングで妊娠しやすい体づくりが当たり前になる世の中にむけて、今後社会に羽ばたく女子大学生世代の健康に関する3回目の意識調査を行った。

参考:【PR TIMES】「体に悪いとは、わかっているけど・・・」女子大生が抱える生活の悩みとは 

大学ジャーナルオンライン編集部

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