東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営する株式会社ナガセは、2023年8月14日(月)から31日(木)、全国の高校教員に向け2学期の授業改善のヒント・アイデアを得られるオンラインセミナーを開催する。8月前半に開催し盛況だった東京・大阪会場の15講演とオンライン限定の2講演を収録したものを配信する。参加費無料。
ナガセは2014年から日本教育新聞社と共同で、大学入試改革や新学習指導要領など高校現場の変化に対応したセミナーを実施しており、これまでのべ約5万名の教員が受講している。
今回で10回目となる夏の教育セミナーのテーマは「2025年共通テストと新学習指導要領」。大学入試センター担当者による2025年・新課程の共通テストの最新解説と、新課程で特に気になる、情報・探究に関する特別講演、さらに分科会に分かれて高校の先生による授業実践例(英語・数学・国語・情報・探究)を紹介する。
本セミナーを会場で受講した参加者からは「新課程入試について、専門外の教科・科目の変更点を知ることができた。対生徒だけでなく、対教師にも情報共有をしなければならない内容であった(群馬県・英語科)」、「(探究学習について)一貫校で中学では特に悩むことが多かったので、とても参考になった(埼玉県・理科)」「探究の授業は重荷で“できた”という満足感を得られたことがなかったが、今日の講演で少し肩の荷がおろせた(島根県・国語科)」などの声が寄せられた。
また、分科会に関しては「探究は○○だから無理」と言い訳せずに、教科の授業でも探究活動を積極的に取り入れたいと思った(山梨県・地歴科)」「自分の授業と比較しながら、このままで良い部分と、変えないとならない部分をハッキリと意識することができた(滋賀県・国語科)」といった感想が集まっている。
「第10回 夏の教育セミナー」 オンラインでの視聴は2023年8月14日(月)10:00から8月31日(木)23:59まで。参加は校長・副校長・教頭・教務主任・進路主任・各学年主任・各教科主任・各教科担当教員、中高一貫校の中等部教員を対象としており、中学校教員や教育委員会などの関係者も申込可能。参加費は無料だが、事前に「夏の教育セミナー」ウェブサイトから8月31日(木)12:00までに申し込む必要がある。