新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」を運営する株式会社i-plugは、2024年5月20日から「口角が上がる広告」を順次全国の大学の周辺駅に掲出している。2023年の「視線が上がる広告」に続き、就活生の気持ちが前向きになる広告の第二弾。
2024年の就職活動もまた、学生は選考の早期化やコロナ禍の影響によるガクチカ不足等に悩まされている。また、2025年卒業予定の学生からは採用直結型の新たなインターンシップが可能になるなど、今後も採用形式の多様化や就職活動の変化が続く。
i-plugが2025年卒業予定の学生約600名を対象に行った就職活動状況に関するアンケート調査によると、調査時点で「就職活動中」と回答した約500名のうち、就職活動中、「不安や緊張を感じることがある/たまにある」と回答した学生が約96%だった。さらに「不安や緊張を緩和できる方法をとても知りたい/どちらかというと知りたい」と感じている学生は約81%。不安や緊張を感じやすい就職活動において、少しでもその不安や緊張を緩和させて挑みたいと思っている学生が多いことが推察できる。
この結果を受け、i-plugは就活生が少しでも前向きになれるようにとの願いを込め、2025年卒業予定の学生にとっては一般的な就活スケジュールにおける採用面接解禁日、2026年卒業予定の学生にとっては夏期インターンシップといった就職活動のスタートを切り始める時期となる、6月1日(土)に向け、誰でもその場で簡単にできて不安と緊張を緩和させる言葉を広告として掲出した。
「口角が上がる広告」は、関西大学文学部総合人文学科、熊谷学而准教授の監修のもと、「口角が上がることで気持ちが前向きになる」という行動心理と、「不安・ストレス緩和に繋がるかわいい言葉」という音声学の知見をかけ合わせ、口に出すだけで前向きになる言葉、「みにみにぴにぴに」を考案した。
熊谷准教授によると、「みにみにぴにぴに」の母音の「い」を発音するとき、口角が上がって笑顔の時と同じ表情を作ることができ、自然と前向きな気持ちになる。また、「み(m)」「ぴ(p)」は赤ちゃんが発音しやすい両唇音(上下の唇を使って発音する音)のため「赤ちゃん」というイメージと結びつき「かわいい」と感じる。「かわいい」と感じると、人は笑顔になったり気持ちが楽になったりすると解説している。
i-plugは5月20日より順次、全国の地方大学の周辺駅に「みにみにぴにぴに」と書かれた広告を掲出し、5月27日からは、就活生を始めとした多くの学生が目にしやすい渋谷駅通路にて、今回の広告の意図や全国に掲載された謎の言葉「みにみにぴにぴに」の種明かしを行う。
参考:【株式会社i-plug】音声学と行動心理学に基づいた、気持ちが前向きになるメッセージ広告を掲出 「口角が上がる広告」が渋谷駅と全国地方大学の周辺駅に登場!