京都橘大学は、大学通信オンラインが発表した「2024年実就職率ランキング※(卒業生数1,000人以上)」において、実就職率92.2%で京都府内の大学で1位となった。近畿2府4県では5位にランクイン。

 実就職率ランキング(卒業生数1,000人以上)において、京都橘大学は2022年度は88.6%で京都府内4位(2府4県で16位)、2023年度に88.6%で京都府内4位(2府4県では19位)となっており、2024年度、ついに92.2%、京都府内1位(2府4県では5位)の快挙を達成した。実就職率だけでなく、就職満足度も99.2%と高い数値となっている。

 ランクが上昇した背景には、就職活動が早期化・長期化するなかで、保護者との連携強化や進路決定者から就職活動生へのサポートを充実させたことなどがある。京都橘大学では、キャリアカウンセラーの資格をもつスタッフをはじめ進路支援を担当する専門スタッフが常駐し、1回生の段階から各種の充実した就職支援を展開。また、出身地が関西圏以外の学生も多いため、25道・府・県1市と就職協定・連携を結び、地元へのUターン就職、および地元以外へのIターン就職を希望する学生もサポートしている。

 さらに「未来構想力」と「越境力」をキャリア教育のキーワードとし、不確実な社会の中で、自分自身や周囲の環境の未来を構想する力(未来構想力)を体系的・実践的に学ぶ機会、多様性の中で自分自身の境界を越える力(越境力)をつけるために、他者との交流・協働(協同)を通して新たな視点・視野を獲得できる多様な経験を提供している。

 京都橘大学では建学以来「いつでも香り高い品格を備え、風雪に耐え、大きく成長する、たちばなのごとき人」の育成に取り組んできた。学生部長の河原宣子教授は今回の結果について『学生一拠点総合大学の特徴を活かし、既存の学問分野を超えた学びの空間において、仲間と共に新たな価値を創造する力を培っています。どのような状況下であっても、柑橘樹の「橘」のように生命力と希望にあふれた卒業生の社会での活躍を期待しています。』とコメント。今後も学生一人ひとりが納得する進路の実現にむけて、4年間を通じた、多彩なプログラムを展開し、全力で支援していくとしている。

※「実就職率ランキング」は、医科・歯科の単科大等を除く全国757大学に2024年の就職状況を調査し、555大学から得た回答を基にランキングを作成。実就職率=就職者数÷(卒業生(修了者)数-大学院進学者数)×100。

参考:【京都橘大学】京都府内の大学で実就職率ランキング1位を達成!(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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