東京国際工科専門職大学(東京都新宿区)はドイツ、スイス、シンガポール3国の教育機関と企業インターンシップに関する国際アライアンスを発足させた。今後、知見の共有やイベントの共同開催などを進める。

 東京国際工科専門職大学は2020年4月、「AI・IoT・ロボット」「ゲーム・CG」の 実践的な新大学として開学。世界のICT・デジタルコンテンツ業界と連携した先進的な実践教育で、グローバルに活躍できるデジタル人材・DX人材を育成している。

 国際アライアンスを結んだのは、ドイツのIHK Export Akademie GmbH、スイスの連邦職業教育訓練大学、シンガポールのナンヤン・ポリテクニック。工科学部の武本充治学部長が2024年11月、シンガポールで開かれたNACE(企業内実習のための国立機関)の国際会議に招かれて出席した際、シンガポールのガン・シアウ・ホアン教育相出席の下、アライアンス設立を記念する式典が開かれた。

 武本学部長はシンガポール訪問の際、バンダイナムコスタジオ・シンガポールや鹿島建設などシンガポールで活躍している日本のグローバル企業を訪れ、意見交換や今後の取り組みに向けた様々な議論を行った。2025年4月にはNACEの代表団が東京国際工科専門職大学を訪れ、日本の企業を訪問するなど国際的にも産業界との連携を行う予定。武本学部長は「アライアンス締結により、海外企業でのインターンシップの機会などを拡大し、さらなるグローバル人材の育成に貢献します」とのコメントを発表した。

参考:【東京国際工科専門職大学】ドイツ、スイス、シンガポール 世界トップレベルの教育機関と国際アライアンスを発足

東京国際工科専門職大学

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。