大東文化大学は2026年度入試の総合型選抜(前期・後期)において、atama plus株式会社が提供するAI教材を活用した「atama+利用入試」を導入する。対象となるのは文学部英米文学科、外国語学部中国語学科、法学部法律学科、スポーツ・健康科学部健康科学科および看護学科。AI教材「atama+」を活用して各学科が指定する教科の単元を学習・修得し、修得認定を取得することが出願要件や送付方法のひとつとなる。さらに、学科によっては自己推薦書や課題論文の提出が免除される。
AI教材「atama+」は受験生一人ひとりの理解度や進捗に応じて最適化されており、全国の学習塾3,200教室以上で既に導入されている実績がある。「atama+利用入試」では高校で学んできた科目等の「履修歴」ではなく指定単元の「修得」を出願資格とすることで、年内入試を受験する受験生についても、高校での教科・科目と大学での学びの繋がりをしっかり理解し、基礎学力の向上と主体的な学びを促す。
「atama+利用入試」は既卒生も受験可能(ただし、健康科学科は現役のみ、法律学科は2026年4月1日時で満19歳以下の制約あり)。2025年7月1日(火)から11月12日(水)までに「atama+プログラム」を申し込み、2025年12月8日(月)17:00までに指定単元を修了させることが出願要件や送付方法のひとつとなる。総合型選抜(前期)に出願する場合は、出願書類提出までに学習終了しておく必要がある。教材は無料で、修了するまで何度でも繰り返し学習できる。
なお「atama+プログラム」を受講できるのは1学科のみとなり、複数学科分の申込はできない。他大学併願可能型の「atama+方式」のみ、他大学および年明けの入試と併願可能。
atama plusは受験生向けに「学習サポートデスク」を設け、学習の進め方や不明点に関する質問受付、個別サポート体制も整えている。プログラムの詳細や修了条件、学科ごとの免除要件など、最新情報については大東文化大学の公式ホームページを確認する必要がある。