経済産業省は突出した能力を持つIT分野の若手人材に与える2018年度のスーパークリエータに、静岡大学大学院総合科学技術研究科情報学専攻 修士2年の黒田和矢さん(23)、奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科博士後期課程2年の清川拓哉さん(25)ら16人を認定した。
経産省によると、2018年度に採択したクリエータ27人の中から特に卓越した能力を持つと認められた16人をスーパークリエータに認定した。
黒田さんは深層学習によるAI実況プレイ動画を生成、清川さんはリクルート住まいカンパニーの友近圭汰さん(25)とともに、認識AIを迅速に賢くするフレームワークの構築で成果を上げた。
経産省と情報処理推進機構は2000年度から突出したIT分野の能力を持つ若手人材を発掘、育成する未踏IT人材発掘・育成事業を進めており、2017年度までに約1,700人のクリエータを輩出している。そのうち、特に優秀と判断された人材がスーパークリエータに認定されている。
その他のスーパークリエータは次の皆さん(2019年5月24日現在の年齢・所属)。
玉津宗太郎(24・株式会社サイバーエージェント)、大坪新平(25・ウォンテッドリー株式会社)、片倉翔平(24・HCI Group at Hasso Plattner Institute,PhD Candidate)、小川広水(17・東京都立小石川中等教育学校6年)、山名琢翔(17・東京都立小石川中等教育学校6年)、玉田晃寛(25・LINE株式会社)、松井健(20・立命館大学 情報理工学部 情報理工学科2年)、山下琢巳(23・東京大学大学院 情報理工学系研究科 創造情報学専攻、株式会社Staked)、村松直哉(23・ピクシーダストテクノロジーズ株式会社)、重光史也(24
イーソル株式会社)、桂大地(25・北海道大学 大学院 情報科学院 情報科学専攻)、須藤海(24・東京大学 大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 博士後期課程1年、NatureArchitects株式会社、科学計算総合研究所)、谷道鼓太朗(26・NatureArchitects株式会社)。