東洋学園大学現代経営学部「マーケティングとメディア研究ゼミ(八塩圭子教授)」は、株式会社東京ドームとの産学連携プロジェクトを開始した。同社が運営する「東京ドームシティ アトラクションズ」の大学生の来場促進につながるイベント、キャンペーン、プロモーションの提案を目標に、2023年11月中旬から12月下旬での施策実施を目指す。

 東京都文京区後楽にある「東京ドームシティ」は、野球、コンサート会場として有名な「東京ドーム」、入園無料の遊園地「東京ドームシティ アトラクションズ」、温泉を使用したスパをはじめ、買い物や食事を楽しめる商業施設「ラクーア」、「東京ドームホテル」など、さまざまな施設で構成されている。東洋学園大学から徒歩5分の距離にあり、学生にとっても身近な存在だ。

 今回のプロジェクトでゼミ生たちは、「東京ドームシティ アトラクションズ」に焦点を絞り、大学生の来場促進につながるイベントやキャンペーン、プロモーションを提案する。5月16日に実施したオリエンテーションでは、東京ドームアミューズメント部の担当者を招き、施設概要と「東京ドームシティ アトラクションズ」の取り組み、過去のイベントについて説明を受けた。ゼミ生からは「大学生に乗ってもらいたいアトラクションは?」「イベント、キャンペーンを行うときに大事にしていることは?」「アトラクション設置やイベント実施の際の費用感は?」など、提案に向けて積極的な質問が挙がった。

 後日「東京ドームシティ」に赴き現地視察も実施。人気のアトラクションを自分たちで体験しながら、施設や客層、雰囲気などを確認した。ゼミ生はチームに分かれ「限られた予算の中でも集客につながる企画を検討したい」「積極性と協調性を大事にして取り組みたい」など、新たなプロジェクトに向けて意気込みを見せている。今後は、7月に提案の中間発表、10月に最終プレゼンテーション行い、11月中旬から12月下旬のイルミネーションやクリスマスキャンペーン期間での施策実施を目指す。

参考:【東洋学園大学】八塩ゼミ、東京ドームシティ アトラクションズとの産学連携プロジェクトをスタート(PDF)

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