2025年7月19日(土)、桜美林大学は高大連携キャリア支援プロジェクト「ディスカバ!」を関西で初めて開催した。当日は共催の仁川学院高等学校をはじめ、探究学習に力を入れている近畿地方の12の高校から89名の高校生が参加した。加えて「ディスカバ!」に興味を持った福岡の高校から見学もあった。
教育をめぐる社会環境の変化にともない「高大連携」が注目される中、桜美林大学入学部は2019年に高大連携型キャリア支援プロジェクト「ディスカバ!」を立ち上げ、探究×進路のプログラムを開始。以来、全国10万人以上の高校生が参加する大人気イベントへと成長している。
今回、関西での初開催となった「ディスカバ!in関西」には、兵庫県、岡山県、大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、鳥取県の20の高等学校から生徒約100名が参加した。参加者は「あのテーマパークで次に流行する新商品とは?」「世界が驚くビジネスアイディアを構想しよう!」「総合・推薦型入試に向けて、自分探究しよう。」のテーマから1つを選び、学校も学年も異なるグループで、正解のない問いを探究した。
参加した高校の教員から「オープニングでは、異なる学校の生徒同士が集まる環境に、緊張している様子が見られた。しかし大学生メンターの働きかけで徐々に緊張がほぐれ、お昼ごはんを終えた頃にはすっかり仲良くなっていた。最終的には驚くような探究成果をプレゼンテーションしてくれた。どの学校の生徒も、関西らしく、探究性だけでなくユーモアに満ちた内容で素晴らしかった」との声も聞かれ、生徒たちにとっても有意義なイベントとなったようだ。桜美林大学入学部では、今後も、関西地区での「ディスカバ!」の開催を計画している。
また、桜美林大学のキャンパスで行われる「ディスカバ!」や、全国どこからでも参加できるオンラインでの「ディスカバ!」は、現在2025年度夏のプログラムを応募受付中。ディズニーを大学生と一緒に探究する「ディズニーの新企画を考えよう」、リベラルアーツ×テクノロジー探究「ITで生活を便利にしよう」、空のおもてなし探究「これからの空のサービスを企画しよう」、ミュージカル・ワークショップ「歌って、踊って、演じよう!!」などのプログラムから選ぶことができるようになっている。
参考:【ディスカバ!】
第1回ディスカバ!in 関西
ディスカバ!2025夏プログラム