2019年6月8日、主に大学進学を考える高校生を対象として「夢ナビライブ2019 東京会場」が開催された。高校生や保護者、高校教諭、大学関係者などあわせると約35,000名が来場。会場となった東京ビッグサイトは大いに賑わった。

 2018年は全国で11万人を集め、2019年も全国5会場で開催される「夢ナビライブ」は、会場で大学教員に「学びたい学問」を直接学び、知りたい大学のことを直接聞けるイベントだ。文部科学省や宮城県教育委員会(仙台会場のみ)が後援し、資料請求の受付・発送サービス「テレメール」や高校生に大学の学問を広報するためのサービス「夢ナビ」の運営、企画販売を行う株式会社フロムページが主催している。

 30分の持ち時間で学問の魅力を伝える「講義ライブ」は、全国から大学教員が一堂に会し318の講義が開かれた。また、学問分野の代表としての大学教員に個別ガイダンス形式で質問できる「まなびステーション」は35ジャンル、専用ステージで大学教員が3分間で学問のプレゼンテーションを実施する「夢ナビTALK」には37名が参加した。

 このほか「大学別説明ブース」は約200校が参加。保護者向け相談会、受験講座など、新大学入試を前に様々な疑問をもった高校生や保護者が熱心に見学する姿が見られた。

 2019年度は7月20日に名古屋、7月24日に大阪、10月5日に仙台、10月19日に福岡の各会場で夢ナビライブが行われる。

参考:夢ナビライブ2019

大学ジャーナルオンライン編集部

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