教育研修サービスのネットラーニングは2020年3月2日、JMOOC(日本オープンオンライン推進協議会)の講座として、国際教養大学アジア地域研究連携機構の根岸洋准教授による「縄文考古学入門」を開始する。修了者に電子資格・修了証明書を交付するオンライン講座は国内で初めて。
ネットラーニングによると、講座は「先史時代の日本を考える」、「縄文時代における多様性と変容」、「北海道・北東北の縄文遺跡群入門」、「縄文の世界遺産登録を実現するためには」の計4回が毎週あり、日本語の字幕がつくものの、すべて英語で行われる。受講料無料で、4月6日まで受講できる。
毎週、選択式の確認テストがあり、最終週は選択式の最終テストが予定されている。すべての講座を受講し、全テストに解答を送信、合計で60点以上獲得すると、電子資格・修了証明書が与えられる。
国際教養大学は「日本の考古学、特に縄文時代の研究を英語で学ぶ機会はなかなかない。講義を受けて興味を持ったら、遺跡を訪れてほしい」とのコメントを発表した。
参考:【ネットラーニング】国際教養大学、国内&JMOOC初!オープンバッジ発行講座開講!「Introduction to Jomon Studies(縄文考古学入門)」