明星大学は、2017年度の一般入学試験・大学入試センター試験を併願する際、目的別に分類された複数の学科を、まとめて1学科分の検定料で出願できる新しい併願割引制度「目的別まとめ割」を導入する。
「目的別まとめ割」は、将来の「目的」にあわせて共通点のある学部(学科・コース)を1パックとし、そのパック内の学部の併願であれば1学科分の検定料で出願できる制度。例えば【社会科教員養成パック】を受験する場合、パック内の「教育学科教科専門社会コース」「人間社会学科」「経済学科」の3学科を併願しても検定料は1学科分で済む。
パックは全11種類。教員を目指したい受験生向けに、【社会科教員養成パック】のほか、【数学科教員養成パック(教育学科教科専門数学コース・情報学科・総合理工学科)】など5種類、つくる人になりたい受験生向けに【企画・マーケティングパック(経営学科・デザイン学科・心理学科)】など3種類、学問系統で選びたい受験生向けに【社会学系パック(人間社会学科・福祉実践学科)】など3種類が用意されている。
大まかな志向別に学部をパックにすることで、学びたいことややりたいことがまだはっきりしない学生や、自分の将来のビジョンを実現するためにどの学部が良いのか迷っている学生たちが選択しやすくなり、入学後にミスマッチを起こさない効果も期待している。
このほか、明星大学では、学費を原則4年間減免し、4年間の合計納入金額が34.26万円と国公立大学より安くなるスカラシップ制度も設けている。対象となるのは、スカラシップ制度を志願する者で、大学入試センター試験利用入学試験の前期または中期を受験し、全学部学科(学系・コース)で成績順に合計40名(前期上位25名まで、中期上位15名まで)まで。スカラシップ制度にかかる入学検定料は前期・中期とも各10,000円となっている。