九州大学物理研究部のサークル、通称“Qpic(キューピック)”が開発した、2Dアクションゲーム「ニュー・スーパーフックガール」と、本格派リズムゲーム「EQLIPSE」の体験イベントが、2016年11月12日~11月13日に楽市楽座イオンモール福岡伊都店で開催される。
Qpicは、「好きなモノを作ろう」を合言葉に、ゲーム制作をはじめ、同人イベントへの出店など様々な活動をする九州大学公認のサークル。第8回福岡ゲームコンテスト「GFF AWARD 2015」では、ゲームソフト部門優秀賞、ゲスト審査員賞を受賞。2016年3月開催のゲーム投稿イベント「ニコニコ自作ゲームフェス2016」では、「Unityスタークリエイター賞」と「フリーゲーム夢現賞」の2冠を受賞するなどの実績がある。
また、福岡市は、2006年に九州大学と、九州・福岡のゲームソフト制作会社などによる団体「GFF」とともに「九州・福岡を世界が目指すゲーム産業都市にする宣言」を発表するなど、ゲーム産業に力を入れている。今回のイベントは、ゲーム産業都市福岡を盛り上げようと、福岡県に本社のある株式会社ワイドレジャーが、Qpicの独自性とクオリティの高いゲーム制作能力に惹かれ、直接オファーをして実現した。これは、Qpic、ワイドレジャーともに、初の産学連携の取り組みになるという。
イベントで体験できるQpic制作の「ニュー・スーパーフックガール」は、ニコニコ自作ゲームフェス2016で2冠を達成したゲームで、フックを射出する装置“フックショット”を使って多種多様なステージを攻略するPC向けの横スクロールアクションゲーム。マウスのみのシンプルな操作で、高難易度かつ爽快感のあるハイスピードなアクションを楽しむことができ、雑誌やゲームレビューサイトなどでも高い評価を受けるQpicを代表する作品だ。イベントでは、現在制作中の新作「ニュー・スーパーフックガール ウルトラチャレンジ!!」のステージの一部を体験することもできる。