スタディプラス株式会社は、株式会社河合塾Oneと提携を発表した。2021年11月より、生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School 」と、学習塾など教育機関を対象としたAI教育サービス「河合塾One for shcool」との連携を開始する予定。導入校の先生の学習管理業務の負担軽減と、より効果的な学習の定着実現を後押しする。

 河合塾Oneが提供するAI教育サービス「河合塾One」は、生徒ひとりひとりが自分の得意・苦手の状況に合わせた学習メニューを勉強できる学習コンテンツ。英語・数学・物理・化学・古文の15,000以上ある問題や解説の中から、その瞬間の学習者に最も必要なコンテンツが自動的に選択される。2021年9月からは多数の要望のあった生物基礎と英単語のコンテンツが搭載される予定だ。

 全国の学習塾など教育機関対象の「河合塾One for School」は2020年10月から開始し、全国の学習塾・予備校約500校以上に導入されている。今回の提携により「Studyplus for School」と「河合塾One for School」が連携し、学習履歴や成績情報を自動で記録できるようにする。

 また、学習塾では「河合塾One for School」に加え、他のデジタル教材や紙の教材も併用するところが多い。その場合も、生徒が自身のスマホ等から学習管理SNS「Studyplus」を用いて自宅学習を含めた学習進捗を記録することで、先生は生徒の学習状況を容易に把握できる。さらに、オンライン上で学習計画の達成状況の管理や計画へのアドバイス・修正が可能となる。

参考:【スタディプラス株式会社】スタディプラス株式会社、株式会社河合塾Oneと提携決定。「Studyplus for School」とAI教育サービス「河合塾One」を連携へ。

大学ジャーナルオンライン編集部

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