フェリス女学院大学は、2022年度入試より創立150周年記念した「一般選抜成績優秀者奨学金」制度を創設。対象となる入学試験において優秀な成績を収めた学生に対して、最大4年間の基本授業料相当額を奨学金として全額給付する。
フェリス女学院のルーツは、1870年にアメリカ改革派教会の宣教師メアリー・E.キダー(Mary E. Kidder, 1834-1910)が横浜・外国人居留地39番ではじめた英語塾で、2020年に学院創立150周年を迎えた。
それを記念して創設した奨学金制度「一般選抜成績優秀者奨学金」は、2022年2月3日(木)、4日(金)実施の一般入試A日程(2科目型)、一般入試A日程(3科目型)、2022年2月18日(金)実施の一般入試B日程において優秀な成績を収めた者に対して、“入学年次”の基本授業料相当額(文学部・国際交流学部:82万5000円、音楽学部:86万5000円)を全額給付する。
対象となるのは各試験方法において高得点順に各学科で定めた順位までとし、全学合計で、入学定員の1割を超える最大58名となる。年度ごとに学習状況等について審査を行い、かつ学則における処分を受けていないこと等を条件に、最大4年間の基本授業料相当額(文学部・国際交流学部:330万円、音楽学部:346万円)を奨学金として全額給付する。
なお、本制度は秋期特別入学試験(文学部・国際交流学部)で合格し、入学手続きを完了した人も出願することが可能だが、公募制推薦入学試験(音楽学部)及び学校推薦型入学試験(全学部)で合格を得ている場合は出願することはできない。