2022年4月、東京音楽大学は付属オーケストラ・アカデミーを開講する。当初2021年4月開講予定だったが、コロナ禍において受講生や教員への影響の大きさを考慮し延期となっていた。
東京音楽大学付属オーケストラ・アカデミーは、オーケストラ奏者として国内外の職業オーケストラで活躍することができる演奏力を教授し、高度な演奏能力を持つ音楽家を育成することを目的としている。
音楽監督にNHK交響楽団正指揮者などを務める尾高忠明氏を迎え、東京音楽大学が新たに開設するオーケストラ奏者の養成機関であり、毎週行われるオーケストラ実習に加え、室内楽実習・個人レッスン・演奏会等も併せて行われる充実したカリキュラムが特徴。豊かな経験と高い専門性を有する教授陣が直接指導に当たるため、プロの世界に通じる技術と芸術性の修得を可能にする。
2022年2月21日から、第1期生の第二次募集を開始。出願および検定料振込期間は、2月21日(月)~3月10日(木)。募集楽器は、ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ/コントラバス/フルート/オーボエ/クラリネット/ファゴット/ホルン/トランペット/トロンボーン/バス・トロンボーン/打楽器。 募集人員は、各楽器とも若干名となっている。
既に第1期生のお披露目の場が、世界的なピアニスト、マルタ・アルゲリッチが総監督する「第22回別府アルゲリッチ音楽祭2022」に決定している。注目度の高い大舞台での演奏経験は、今後の音楽人生において貴重なものになる。
参考:【東京音楽大学】東京音楽大学付属オーケストラ・アカデミー第一期生第二次募集を行います。初公演は別府アルゲリッチ音楽祭2022