名古屋商科大学(愛知県名古屋市)では、2017年9月9日(土)、名古屋キャンパスにおいて「都心型コース」の説明会を開催する。参加者は、金融経済学の瀧野一洋准教授によるアクティブラーニングの体験授業を受講。モノの値段を議論しながら、金融理論の本質を学ぶ。
名古屋商科大学「都心型コース」は、2016年4月に経営学部と商学部に開設され、アクティブラーニングの教育プログラムを導入。従来の座学中心の大学教育から脱却し、ビジネスにおける実践力を身につけ、自らの考えを社会に提案できる「フロンティア人材」の育成を目指している。また、「グループディスカッション」、「自ら体験する」、「他の人に教える」という3つの学修手法を採用。この手法は、従来の座学に比べ学修定着率が高いと言われている。
アクティブラーニングの講義では、Amazonや日本マクドナルドなど、年間100社を越える企業のケースを分析。企業の現場における経営課題を実例とし、学生自身が考え、解決する力を養っている。また、「都心型コース」では定期試験を実施されず、講義の準備や発言、レポートなど、アクティブラーニングへの貢献度が成績評価の対象となる。
次回の説明会は、2017年9月16日(土)に名古屋キャンパスで開催。「学生が政治家になったつもりで対立する2つの企業のどちらの要望にこたえるか考える」というテーマで、比較憲法政策の北村貴講師による体験授業が行われる。さらに、在学生による学生生活、インターンシップ、入試のポイントに関する相談会も実施。申し込みは、名古屋商科大学のホームページから。