淑徳大学人文学部表現学科 野村浩子ゼミの3年生が、東京オリンピック・パランピックに向けて増加する訪日外国人のために、若者目線で「日本人のありがちな行動」を日本語と英語で解説した外国人向け冊子を制作。2017年12月7日、東京都千代田区の秋葉原ドン・キホーテ前で配布した。
冊子のタイトルは「Japanese aruaru(日本人あるある)」。企画から、取材、執筆、デザインまで全て学生が行い、半年がかりで完成させた。例えば、電車編では「車内で化粧をする女性の心理」を説き、若者編では「略語や顔文字」をなぜ若者が多用するのか解説している。
今回の冊子配布イベントは、「東京2020参画プログラム(応援プログラム)」にも認定されている。「東京2020参画プログラム」とは、「スポーツは世界と未来を変える力がある。」という東京オリンピック・パラリンピックのビジョンのもと、スポーツだけでなく、文化芸術や地域での世代を越えた活動、被災地への支援など、参加者自らが体験・行動し、未来につなぐプログラム。参加者それぞれの街や地域で開催される関連イベントに参加して東京オリンピック・パラリンピック開催を盛り上げていく。
学生らは「東京2020参画プログラム」認定マーク入りの看板を掲げ、ドイツ人、オランダ人、フランス人、シンガポール人など世界各国から秋葉原に訪れた外国人に声をかけ、説明をしながら冊子を手渡した。
東京キャンパス(東京都板橋区)で学ぶ人文学部の野村ゼミでは、今後も東京オリンピック・パラリンピックに向けた活動に取り組んでいくという。