2022年8月8日(月)・9日(火)、京都精華大学は、学生に対するキャリア支援の一環として、全学部の学生を対象とした「マンガ編集部合同講評会」をオンライン開催する。週刊少年ジャンプ、ジャンプ+、月刊少年マガジン、少年サンデー、別冊マーガレットなど10誌以上の編集部が参加予定。
京都精華大学では漫画家を目指す学生たちを支援するためにこの「マンガ編集部合同講評会」を実施している。参加できるのは大学でさまざまな表現を学ぶ全ての学生。マンガ学部の学生をはじめ、芸術学部やデザイン学部の学生もデビューし、多くの作品を世に送り出している。
今回参加予定の編集部は、月刊少年マガジン/comico/ゲッサン/ジャンプ+/週刊少年ジャンプ/週刊少年マガジン/週刊少年サンデー/マンガMee/ハルタ/別冊マーガレット/モーニング/ヤングジャンプ/ヤングマガジン/LINEマンガ。
コロナ禍以降、マンガ業界でも漫画家志望の投稿者が出版社に直接作品の持ち込みを行うことが難しくなっており、オンラインで開催している。講評会では学生たちが自身のマンガ作品を持参し、幅広いジャンルのマンガ雑誌の編集者の方々から直接、作品について講評を受ける。多角的な視点から具体的なアドバイスを受けることで自分自身の作品をより深く分析し、新たな表現を模索する貴重な機会となっている。
京都精華大学は、1973年から美術科にマンガクラスを設置し、どこよりも早く、深くマンガ研究に取り組んできた。2006年にはマンガ学部を設置し、また、日本初の総合的な漫画ミュージアム「京都国際マンガミュージアム」を京都市との共同運営にて開館。国際マンガ研究センターも擁し、イギリスの大英博物館で開催された大規模マンガ展「The Citi exhibition Manga」にも協力するなど、マンガの研究機関としても高い実績を誇っている。