スタディプラス株式会社のStudyplusトレンド研究所は、2022年7月7・8日、学習管理アプリ「Studyplus」上で中学生・高校生・大学生のユーザーを対象に『学校でのオンライン授業』をについてアンケート調査を実施。3,200人から得た回答を公表した。

 調査によると、現在もオンライン授業が「ある」かを聞くと、大学生でオンライン授業が「ある」と回答したのは、国公立57.4%、私立49.7%で、中学生(国公立10.2%・私立12.0%)、高校生(国公立6.1%・私立10.4%)と比較して割合が高った。オンライン授業に関する満足度を5段階評価で聞くと、大学生は、満足度の高い「1」「2」の割合がほぼ半数で、中高生と比較して高い結果となった。

 オンライン授業の気に入っている点・気に入っていた点について、中学生・高校生・大学生の各属性でもっとも多かったのが「通学時間がかからないこと」。大学生では国公立で86.0%・私立で83.3%と8割を超えた。このほか、大学生は「遠方にいても授業を受けられること」(国公立で66.7%・私立で52.5%)、「録画で授業の見直しができること」(国公立で44.1%、私立で51.2%)に利便性を感じる結果となった。

 一方、大学生が感じるオンライン授業の不満な点・不満だった点について、もっとも多かったのが「先生やクラスメイトとの人間関係が築きにくいこと」(国公立で57.0%・私立で45.7%)だった。続いて、「画面越しで質問しづらいこと」(国公立で30.1%・私立で29.6%)だった。

参考:【Studyplusトレンド研究所】中高生のオンライン授業経験率、私立が国公立を25%上回る ~学校・塾・予備校のオンライン授業状況を中学生・高校生・大学生3,200人に調査~

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。