東洋学園大学では、本郷キャンパスの目の前にある商店街、本郷大横丁通り実業会の納涼祭に人間科学部 人間科学科の「人間と犯罪ゼミ」(宮園久栄教授)の3年生が参加。防犯・SDGsスタンプラリーなどの子ども向けイベントや盆踊り大会の企画などでイベントを盛り上げ、地域住民らと交流した。
本郷大横丁通り実業会では毎年7月に納涼祭を開催しており、宮園ゼミも参加が恒例となっていた。2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止したが、地域の伝統や交流を絶やさないため3年ぶりに再開を決定。2022年7月23日、規模を縮小した納涼イベント「大横丁パーク」を開催した。
宮園ゼミでは、防犯・SDGsクイズスタンプラリー、子ども向けの輪投げ・ボーリングの屋台、犯罪防止ポスターの作品制作企画を実施し、学生たちは積極的に子どもたちと交流しながら、イベントを盛り上げた。また、今回初の試みとして地域の和太鼓グループ「壱岐坂太鼓」とのコラボレーションで盆踊り大会を開催。大学キャンパス内に設けた会場で、学生たちは地域住民が輪になって踊り一体感に包まれた。
本郷大横丁通り実業会の石田幸雄会長は「感染再拡大と酷暑の中で、どれくらいの人が集まるか未知数だったが、地域の“つながり”の大切さを再確認できた日だった」とコメント。参加した学生たちからは「事前の準備に加えて、当日も感染症対策と熱中症対策を徹底した。何より地域の子どもたちに楽しんでもらえてよかった」と、達成感に満ちた感想がきかれた。