金沢星稜大学(石川県金沢市)が毎年開催している洋上就職合宿クルーズ「ほし☆たび」。その2017年度の同窓会が2018年3月19日に開かれ、参加した学生らは「海を越え、ジブンを超える」をテーマに6泊7日を過ごした合宿を振り返り、今後の目標などを語り合った。
洋上就職合宿クルーズ「ほし☆たび」は、1・2年次が参加し、就職活動を終えた4年次が同行する金沢星稜大学独自の就職支援プログラム。目的地に向かう船内の中では、「ロジカルシンキング」「プレゼンテーション」などをテーマにグループディスカッションで課題解決に取り組む。参加した学生たちは、「これからの大学生活をどう過ごすか?」「自分自身の強みは何か?」といった普段感じることのない気づきを得ることができるという。2017年度は8月22日から6泊7日で実施した。
3月に開催された同窓会では、参加した学生が「帰国した半年間でチャレンジしたこと」「今後の目標」について報告。また、学生らに更に視野を広げてもらうために、2年間の世界一周旅行の経験が人生の転機となり、現在は学習塾を経営しながら若者子育て支援や町づくりの活動にも携わっている学習塾「タビト學舎」塾長の飯貝 誠氏の講演も行われた。
経済学部経済学科3年次Sさんは、「自分の苦手なことに挑戦し、苦手なことに対しても一生懸命に取り組むことの大切さを改めて感じる経験だった」と研修を振り返り、「海外旅行に行った」「話し合いやプレゼンテーションに積極的に参加するようになった」など帰国後チャレンジしたことを報告。また、今後については「後悔のない就職活動をしていけるよう、頑張りたい」と目標を語った。
2018年度の「ほし☆たび」の行先はロシアのウラジオストクを予定。すでに説明会が開催され、プログラムの活動内容や2017年度の参加者の体験談などが紹介された。