畿央大学では、2023年2月に実施された理学療法士国家試験において、健康科学部理学療法学科の71名が受験し、全員合格を果たした。
また、2016卒~2021卒まで6年連続で現役合格率100%を達成しており、過去10年間の合格率は99.7%(670/672)と、全国随一の高水準をキープしている。
現役合格率100%を達成したことについて、理学療法学科の庄本康治学科長は「学生は本当によく頑張り、2年ぶりに全員合格となりました。コロナ禍でもやるべきことを見据えてしっかり準備し、本来の実力を出した結果だと思います。国家試験に向けては普段からのたゆまぬ努力が大切です。来年にむけても、より一層の努力を期待したいと思います」とコメントした。
畿央大学は、近畿地区に専門学校もしくは国立大学、短期大学にしかなかった理学療法学科を2003年に私立の4年制大学で初めて開設。当初から講義と実習・演習科目を連動させ、理論と技術が共に習得できる独自のカリキュラムを編成し、理学療法のフロントランナーとして、研究業績でも業界をリードする教員陣が、理学療法の未来を支えるリーダーとなる人材を育成している。これまで1000名をこえる就職者のうち約96.6%が病院に就職し、医療現場で大学卒の理学療法士の先がけとして活躍している。