東京音楽大学は2023年4月4日、藤田医科大学と連携協定の締結式を開く。心身とも豊かで健康な社会を創造するためで、連携して社会貢献活動を推進するほか、両校がこれまで培ってきた知を融合して新たな領域の研究・教育の充実を図る。
東京音楽大学によると、連携協定の締結式は東京都目黒区上目黒の東京音楽大学TCMホールで開かれる。東京音楽大学から野平一郎学長、武石みどり副学長、藤田医科大学から湯澤由紀夫学長、藤田医科大学病院救急医学・総合内科学の岩田充永教授らが出席して協定書を交わす。
締結式のあとは、「わたしのカラダの『現在』を知る」と題したコラボレーションセミナーが催され、藤田医科大学医療科学部の成瀬寛之教授が「健康診断の結果の見方」と出して講演するほか、東京音楽大学学生による弦楽四重奏のコンサートが予定されている。
協定項目は地域社会の課題解決や社会貢献、教育・研究の連携、情報交換など。東京音楽大学の広上淳一指揮専攻教授は「藤田医科大学は新型コロナウイルスの感染拡大防止や大規模災害の救援などに積極的に取り組んでいる。こういう生き方をする病院、医療機関は日本にとってうれしい存在。ぜひ交流を深めたい」とコメントしている。