「ドSな市役所」を標榜する岐阜県飛騨市役所では、学生を対象としたインターンシッププログラム第1弾として、「5Days公務員実践型インターンシップin飛騨市役所」を2023年8月21日(月)~25日(金)、8月28日(月)~9月1日(金)の期間に開催する。現在、参加学生を募集している。

 飛騨市役所は、「S:スピード感」「S:攻めの姿勢」「S:誠実さ」と、飛騨市役所職員の仕事に取り組む姿勢や心得を3つの“S”で表し、「ドSな市役所」と標榜している。岐阜県の最北端に位置する飛騨市は、2004年に合併により誕生した人口22,000人の小さなまちで、日本全体の30年先を行く「人口減少先進地」。それだけに、地域の担い手が足らず、産業や地域づくりなど様々な課題が山積みな「課題先進地」でもある。そして、担い手が足りないのは飛騨市役所も同じ。全国からの応募者は近隣市へ流れ、内定者のうち約4割が辞退。全国的な平均辞退率の6割と比べれば低い数字ではあるがその率は年々増加している。

 そこで、内定辞退率ゼロを目指し、もっと飛騨市役所を知ってもらいたいとインターンシップを強化し、第1弾となる短期プラグラムを開催する。特徴は、各課のメイン担当職員と行動し、市長との協議にも一緒に参加するなどより実践的な活動を行う。また、市長とランチをしたり、市長のガイドで街歩きする企画もある。さらに、参加者には業務に対し1時間あたり910円の謝礼や遠方者への宿泊費・交通費を支援するのも特徴。

 インターンシップ希望者は飛騨市ホームページに掲載の「申込フォーム」から必要事項を入力して送信する。申込期限は2023年7月14日(金)17:15受信分まで。

「5Days公務員実践型インターンシップin飛騨市役所」
対象:大学院、大学、短期大学及び専門学校に在学中の学生等
受入期間:、以下のいずれかの期間
・8月21日(月)~ 25日(金)
・8月28日(月)~ 9月1日(金)
実習時間:9時~17時(12時~13時は休憩)※受入部署と受入決定者と調整により変更する場合あり
受入人数:10名程度
謝礼など
・1時間あたり910円の謝礼(5日間で30,000円程度)
・遠方からの実習生には、4泊分の市内宿泊施設宿泊費(飛騨地域内で親族の住居等があり、実習期間中当該住居等に滞在できる場合は含まず)と交通費(公共交通機関の費用のみ)を市が負担

参考:【岐阜県飛騨市】5Days公務員実践型インターンシップin飛騨市役所

大学ジャーナルオンライン編集部

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