金沢星稜大学では、「能登の観光資源を発信!」を活動テーマとして掲げる学生団体「星稜ジャンプ地域活動プロジェクト/のとプロ」が、穴水町で開催された「のと里山空港開港20周年記念イベント」と「長谷部祭り」に参加し、運営の手伝いなどを行った。
金沢星稜大学では、教育研究の推進並びに地域の活性化を図ることを目的に「地域に向き合い、地域に学ぶ」を目標として行う地域課題解決、社会貢献活動等に励む学生の自主的な団体に対し助成する制度「星稜ジャンプ地域活動プロジェクト」(通称ちいプロ)を設けている。
今回、穴水町の地域イベントをサポートした「のとプロ」も、ちいプロの学生団体のひとつ。「能登の観光資源を発信!」を活動テーマに掲げ、能登の特産品の販売を通して、能登の魅力を多くの人に伝える活動を行っている。
7月9日に穴水町で開催された「のと里山空港開港20周年記念イベント」では、NPO法人チーム能登喰いしん坊の協力のもと、青空キッチンカーでの猪・鹿のジビエソーセージや台湾カステラを販売したり、空港前のモニュメントの掃除を行ったりした。7月22日・23日には「長谷部祭り」に参加し、ジビエソーセージやカレーパンを販売する食品ブースと革細工ブースで販売と接客を手伝った。学生たちは、広場内を歩いて売り込みを行うなど商品をより多く売るために工夫しながら取り組んでいた。
金沢星稜大学では、2024年4月に、地域創生や地域価値の共創に資する解決策を検討し提案する能力を身につけ、持続可能な社会づくりの中核を担う人材を育成する「地域システム学科」を経済学部に開設する。「のとプロ」のような学生プロジェクトをさらに拡大し、ますます地域課題解決や地域活性化に役立つ学びを展開する。