昭和女子大学(東京都世田谷区)は、JA全農かながわ(神奈川県平塚市)・三浦市農協・JAよこすか葉山と協働で、三浦半島産のだいこんとキャベツを使った新しいレシピを京急百貨店(横浜市港南区)内のレストランと惣菜店に提案。和食・洋食・中華の合計8品が採用され、期間限定で販売することが決定した。
昭和女子大学では、三浦半島産野菜の消費拡大と地産地消の推進を目的に、原 正美准教授(生活科学部管理栄養学科)が特別講座「Do you 農 vegetables?」を開講。1年間で収穫体験や産地視察も含んだカリキュラムで、利益・手間・見た目も考えて売れる商品を開発し、実店舗に売り込むまでを体験する産学連携の実践的な講座だ。
この特別講座の一環として農業協同組合と連携し、京急百貨店内レストラン向けの新メニュー開発プロジェクトがスタート。生活科学部管理栄養学科・健康デザイン学科の学生24名が参加した。学生らは、脇役となりがちなだいこんやキャベツを引き立たせたメニュー「大根とプロシュートのフィオーリサラダ」「大根と黒豚のトロトロ土鍋煮込み」「キャベツと豚肉の柚子しお鍋定食」などを考案、栄養バランスや盛り付けも工夫した。
このメニューは、京急百貨店10階のレストラン3店舗(ターボロ・ディ・フィオーリ、點心茶室、おぼんde ごはん)、および地下1階の惣菜店(聘珍樓)で販売される。 販売期間は、2019年1月10日(木)~2月6日(水)まで。