淑徳大学東京ボランティアセンターは、これまでの知的障害者生涯学習支援事業などが評価され、「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞した。2018年12月4日に、文部科学省旧庁舎で授賞式が行われ、淑徳大学短期大学部の前原英明学長が出席した。

 文部科学省では、2017年度より障害者の生涯を通じた多様な学習を支える活動を行う個人又は団体について、活動内容が他の模範と認められるものに対し、その功績をたたえ文部科学大臣表彰を行っている。

 2018年度の文部科学大臣表彰を受けた淑徳大学東京ボランティアセンターでは、これまで知的障害者生涯学習支援事業として、「音楽で遊ぼう(余暇支援)」「一日大学体験(オープンカレッジ体制による生涯学習支援)」などを実施。いずれも知的障害者の“自己表現”をテーマとしたプログラムで、在学生や教職員が企画・立案、運営まで行ってきた。今回、これらの活動を含む、淑徳大学東京ボランティアセンターが2004年度から継続的に行ってきた知的障害者生涯学習支援活動の実績が評価され、文部科学大臣表彰を受賞した。授賞式で前原学長は、「これを機に、ますます充実した事業体制を整備して参りたいと考えております。」と、より一層の障害者の生涯学習支援活動への意欲を示した。

参考:【淑徳大学】淑徳大学東京ボランティアセンターが「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞しました

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