聖和短期大学(兵庫県西宮市)は、2024年度より「関西学院短期大学」に名称変更し、共学化する。また、千葉武夫学長が2024年3月末の任期満了になることに伴い、次期学長選挙を実施。次期学長に聖和短期大学保育科教授の碓氷ゆかり氏が選出された。任期は2024年4月1日~2027年3月31日の3年間。
聖和短期大学は日本における保育者養成の先駆者として長い伝統と実績を持ち、約140年にわたって幼児教育・保育に携わる幼稚園教諭、保育士等の保育者を養成。2009年には関西学院の一員となり、この13年間で約2,000名の保育者を送り出してきた。キャンパスには150種類以上の樹木が植栽された「聖和の森」があり、隣接する幼稚園と保育所を通じて子どもの姿を感じながら学べる環境が整っている。
聖和短期大学では、2024年4月1日から「関西学院短期大学」への大学名の変更にあわせて「共学」にする。今後も、幼稚園と保育所が隣接するなど子どもの姿を感じながら学べる環境が整う西宮聖和キャンパスで幼児教育・保育の研究と努力を重ね、社会から必要とされる保育者を育成していく。
2024年度は長野女子短期大学(長野県長野市)が校名変更して共学の長野短期大学になるほか、武蔵野短期大学(埼玉県狭山市)、名古屋短期大学(愛知県豊明市)、大阪キリスト教短期大学(大阪市阿倍野区)が共学化する。2025年度には、清泉女学院短期大学(長野県長野市)が清泉大学短期大学部に、常磐会短期大学(大阪市平野区)が大阪常磐会大学短期大学部に、大阪城南女子短期大学(大阪市東住吉区)が大阪総合保育大学短期大学部に校名変更および共学化が構想されている。※大学ジャーナルオンライン編集部調べ