大和大学(大阪府吹田市)では、2025年4月、理工学部「生物生命科学専攻」(設置認可構想中)を開設し、入学定員を230名から295名へ拡大する。また情報学部は理工学部情報科学専攻と統合して入学定員を200名から250名へ拡大。2025年度入試は、理工学部と情報学部をあわせて入学定員115名増となる。
理工学部で開設予定の「生物生命科学専攻」では、細胞や生物同士の相互作用、生物の生存戦略や進化のプロセスを明らかにする『生物学』と、その知識を実用技術として社会に還元する『生物工学』、ヒトをはじめとする生命の誕生から死、多様性と歴史を紐解く『生命科学』を多面的に学ぶ。
また、理工学部では、機械工学専攻を「機械システム工学専攻」に、電気電子工学専攻を「電気電子情報工学専攻」に刷新して情報系の学びを強化させるとともに、すべての専攻で情報系科目を充実させる。
情報学部では、200名から250名の入学定員拡大にあわせて、情報科学専攻(130名)、データサイエンス専攻(70名)、情報経済経営専攻(50名)の3専攻を新設。専攻は3年次より分かれることになるが、原則として希望する専攻に進むことができるとしている。
※専攻の定員数はおよその想定人数
さらに2025年度入試で「理系女子特別入試」を実施し、理工学部理工学科の各専攻で2名ずつ、情報学部情報学科で5名を募集する。全体の学習成績の状況が3.6以上が条件で、学科・専攻により履修条件を設ける。書類選考と個人面接で選抜する。