東京都立大学では国際的に活躍できる人材を育成するため、2025年度から一般選抜において一部の学部・学科・試験日程の個別学力検査に外部英語検定試験を利用する。

 対象となる学部・学科は、都市環境学部の地理環境学科、都市基盤環境学科、建築学科、環境応用化学科、システムデザイン学部の情報科学科、航空宇宙システム工学科、インダストリアルアート学科の前期・後期日程と、健康福祉学部(全学科)の前期日程。

 利用できる外部英語検定試験はケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEIC L&R S&W。いずれも東京都立大学が指定した試験内容であることが必要だ。これらのスコアは2022年4月1日以降に受験した有効なものであれば、全て(複数)提出可能。

 受験者は出願時に外部英語検定試験のスコアを提出して「外部英語検定試験の換算得点」と「大学入学共通テストの外国語の得点」を200点満点に換算し、いずれか高得点の方を合否判定に利用する。外部英語換算得点については、東京都立大学が定めた換算表に基づいて換算する。

 なお、外部英語検定試験のスコアを提出しない場合は「大学入学共通テストの外国語の得点」を利用する。ただし一般選抜では第一次試験における共通テストの外国語の受験は必須であり、当該スコアを提出しても免除にはならない。

参考:【東京都立大学】外部英語検定試験の利用について(2025年度以降一般選抜)

大学ジャーナルオンライン編集部

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