埼玉医科大学は埼玉県川越市の星野学園中学校、星野高等学校と中高大連携協定を結んだ。大学教員による出張講義や医療系職業に関する情報提供を進め、中高生の教育充実を図るとしている。
星野学園によると、連携協定の締結式は埼玉県毛呂山町の埼玉医科大学毛呂山キャンパスであり、埼玉医科大学の丸木清之理事長、竹内勤学長、星野学園中学校校長の星野誠星野学園理事長、星野高等学校の松田友宏校長が協定書に署名した。
協定項目は大学教員による出張講義や医療系職業の情報提供、教育交流と情報交換など。埼玉医科大学側には少子化時代を迎え、優秀な入学生の確保、星野学園側には卒業生の進路確保の思惑があるとみられる。
埼玉医科大学は毛呂病院を母体にして1972年に設立された。医療現場で役立つ人材の養成を目的としている。星野学園は幼稚園、小学校、中学校、高校を傘下に置く学校法人で、幼稚園児のICT教育で話題を集めている。