2025年2月に実施された理学療法士国家試験において、健康科学部理学療法学科の68名が受験し、全員が合格を果たした。これにより2023年、2024年に続き3年連続の全員合格となる。
畿央大学健康科学部理学療法学科は、2016年卒から2021年卒までの6年間、現役合格率100%を達成し、さらに2023年卒から3年連続で現役合格率100%を記録。過去10年間の合格率は99.9%(683/684)に達し、全国でもトップクラスの水準を維持している。
理学療法学科の庄本康治学科長は、「19期生は本当によく頑張り、3年連続での全員合格となりました。学生生活の序盤はコロナ禍の難しい時間を過ごしてきましたが、やるべきことを日々積み重ね、実力を発揮してくれました。国家試験の合格には、普段からのたゆまぬ努力が大切です。来年に向けても、教職員一同なお一層の対策強化をはかっていきます。」とコメントしている。
畿央大学は、2003年に近畿地区の4年制私立大学として初めて理学療法学科を開設。創設当初から講義と実習・演習科目が一体となった独自のカリキュラムを導入し、理学療法の最前線で活躍する研究業績を持つ教員陣が、業界のリーダーとなる人材を育成している。これまでに1,100名以上が就職し、その約97.0%が病院に勤務。大学卒の理学療法士として、医療現場で先駆的な役割を果たしている。