亀田医療大学(千葉県鴨川市)は、2026年度入試において、看護学部の入学金と受講料をゼロ円にするほか、授業料を国立大学並みの70万円とすることを発表した。これは国内の私立看護系大学では最も低額な初年度学納金となった2025年度と同じ金額であり、引き続き、看護師を目指す受験生たちを経済面でも支援する。
開学10周年事業として、2023年度入学試験において受験料を0円。同年度の入学生は入学金を0円とする制度を実施した。さらに2025年度には、国公立大学並みの学費で学べる「授業料70万円」制度を新設し、あわせて臨地実習(実践的な経験を積む授業や実習)サポートや奨学金制度なども充実させ、看護の明日をつくる学生らを全力でサポートしている。
同大学は、亀田総合病院などで知られる亀田グループの学校事業として2012年4月開学し、看護学部(入学定員80名)を設置している。主な臨地実習施設に「World’s Best Hospitals 2025」(ニューズウィーク誌)で世界58位(国内3位)に、日本の病院ランキング2019年から毎年トップ5にランクインしている亀田メディカルセンター(千葉県鴨川市)がある。
また、超高齢社会の到来、看護ニーズの急増など医療状況の変化の中に対し、多様化する人々の暮らしや価値観に合わせられる看護師を育成すべく、2025年4月より大学院博士後期課程(入学定員3名)を新たに開設。学部から大学院まで一貫した看護の学びを得ることができるようになっている。
参考:【亀田医療大学】2025学生募集要項 看護学部看護学科(PDF)
【Digital PR Platform】亀田医療大学が2026年度入試でも【入学金・受験料0円】【授業料の引き下げ】を継続 ― 看護の明日をつくる受験生・学生を全力でサポート