2025年6月17日(火)から7月2日(水)まで、昭和女子大学世田谷キャンパスでは、留学生と共に英語を使って体験的に学ぶ国際共修プログラム「SWU Summer International Program」(SSIP)を開催している。2013年から始まったこのプログラムは今年で10回目を迎え、これまで参加した留学生は、28の国・地域から165人にのぼる。
国際共修プログラムSSIPは、Cross-Cultural WorkshopとJapan Studiesの2科目で構成し、全編英語で実施する。特にCross-Cultural Workshopでは、多国籍のグループによる協働学習を通じて、互いの文化について理解を深めるとともに、異文化間コミュニケーション能力と複眼的な思考力の向上を期待している。運営スタッフには、米国ハーバード大学の学生と昭和女子大学の学生がインターンとして加わる。
10回目を迎える今回は、アメリカ、イギリス、中国、ベトナム、フランス、カナダのほか、リトアニアやロシアなど、世界14の国・地域から多彩なバックグラウンドを持った学生21名がCross-Cultural Workshopに参加。不安定化する国際情勢の中、「街中で見かけるものを通じて日本文化を探求する」という課題に対し、グループに分かれてのフィールドワークやグループディスカッション、さらには昭和女子大学の研修施設である東明学林での3泊4日の合宿といった共通体験を通じて、互いの国や文化を学び合い、理解を深めていく。最終日の7月2日には各グループがポスターセッションの形で発表する。
〈ポスターセッション概要〉
日時:2025年7月2日(水)14:50 ~ 16:20
会場:昭和女子大学8号館1階グローバルラウンジ(世田谷区太子堂1-7-57)
内容:各グループがフィールドワークで見つけたテーマについて調査・分析した内容をポスターの形にまとめて最終プレゼンテーションを行う