株式会社日経BPコンサルティングは、大学Webサイトのユーザビリティ(使いやすさ)を評価した「PC編 全国大学サイト・ユーザビリティ調査 2015-2016」の結果を発表し、総合スコア・ランキングでは、富山大学が1位となりました。
調査対象となったのは213大学。選定は、国・公立大学、私立大学において学部学生数の多い上位大学やこれまでの調査でスコアの高かった大学などがノミネートされました。調査方法は、サイト診断ツール「Webサイトスコアカード」をベースに、大学サイトならではの診断項目を加え作成した診断シートを使い、調査員が対象大学の公式Webサイトをチェックし、合計100点となるように配点しました。
診断項目は、サイトを訪れたビジターの最初の道しるべとなるトップページのナビゲーション力を視る「トップページ・ユーザビリティ」、入試日程や学費など大学サイトの“人気コンテンツ”にスムーズにたどり着けるかを視る「メインコンテンツへのアクセス」、スマートフォンにも配慮しているかの「スマートフォン対応」など8つの項目で診断しました。
調査結果では、前回に引き続き、唯一90ポイント台の総合スコアだった富山大学(93.93ポイント)が1位となり、2位名古屋市立大学(85.27ポイント)、3位長崎県立大学(83.15ポイント)、4位東京工科大学(82.63ポイント)、5位山口大学(79.94ポイント)と続きました。また、検索サイトからスムーズにアクセスできるスマ―トフォン・サイトを提供している大学は、213校の7割にあたる146校に上り、5割だった前回調査と比べ40校が新たに増えたこともわかりました。